新世紀エヴァンゲリオン 第壱話 「使徒、襲来」 【解説】

第壱話 「使徒、襲来」

碇シンジがネルフへとやって来て、エヴァンゲリオン初号機に乗り込むまでのお話です。

西暦2015年 使徒の襲来

日本に使徒が上陸。ここで現れた使徒は第3使徒サキエルですが、この段階では名前は不明です。

碇シンジ : 待ち合わせ中

碇シンジ。エヴァンゲリオン初号機のパイロットとなる少年です。

碇シンジは公衆電話からどこかへ電話を掛けていましたが、電話は通じませんでした(特別非常事態宣言発令のため通常回線は全て不通)。手には葛城ミサトの写真があり、碇シンジは葛城ミサトと待ち合わせをしていたようなので、葛城ミサトへの電話だったのかも知れません。

電話を切った後、碇シンジは道路に立つ1人の少女を目にします。それは綾波レイでした(この時はまだ名前は不明)。この少女は飛び立つ白い鳩に碇シンジが目を奪われている間に姿を消していました。

道路に立つ綾波レイ

道路に立つ綾波レイ。碇シンジの前に現れ、白い鳩が飛び、姿を消していた。

[ 画像引用元 : 新世紀エヴァンゲリオン (c) GAINAX ]

葛城ミサトと連絡が取れない碇シンジはシェルターに移動しようとしますが、そこで第3使徒サキエルとUN軍の戦闘に巻き込まれます。この時、既に第3使徒サキエルとUN軍との戦闘は開始されていて、UN軍は第3使徒サキエルの市街地への進行を止められないようでした。

第3使徒サキエルとUN軍の戦闘に巻き込まれ碇シンジでしたが、間一髪のところでやって来た葛城ミサトの車に拾われて何とか無事に済んでいました。

第3使徒サキエルとUN軍の戦闘

UN軍が使徒の進行を止めようと交戦を続けていましたが、通常兵器では全く歯が立たないようでした。

(姫はこの「エヴァンゲリオン」を見る前に、あやちゃんに「エヴァンゲリオンを見るために」といくつかの映像作品を見せられたのですが、その中に「ウルトラマン(シリーズ)」がありました。この使徒が上陸して進行する場面や通常兵器の効果が無く進行を止められない辺り(ウルトラマン待ちの辺り)は「ウルトラマン」に似ているように感じました。もしかすると、アニメに不慣れな姫をこの感覚に慣れさせるための「ウルトラマン」だったのかも知れません。)

使徒は大3新東京市を目指して進みます。この時点では使徒が何であるか、何が目的であるかが全く不明であり、とても不気味な存在でした。(「ウルトラマン」の怪獣であれば行動理由が分かる怪獣も中にはいるのですが、そう言ったところが全く見えない辺りは怪獣よりも不気味です。)

冬月コウゾウ :
「やはり、ATフィールドか」

碇ゲンドウ :
「あぁ、使徒に対して通常兵器では役に立たんよ」

通常兵器が効かない理由はATフィールドにあると言う事なのですが、この時点では(オープニングの映像から「ABSOLUTE TERROR FIELD」を略した言葉だろうと言う推測は立つものの、)ATフィールドが何であるかに就いては全く分かりません。全く分からない言葉を突然出して来て納得させる...これはSFの常套手段なのかも知れません。(姫はSFを良くは知らないので分かりませんが。)

第3使徒サキエルと交戦するUN軍

突然攻めて来た得体の知れない敵と交戦する既存軍隊。

[ 画像引用元 : 新世紀エヴァンゲリオン (c) GAINAX ]

第3使徒サキエルに対してN2地雷を使用

UN軍は切り札のN2地雷を第3使徒サキエルに対して使用します。このN2地雷の破壊力は凄まじいものでしたが、第3使徒サキエルに対しては一時的な足止めにしかならず、損傷は与えたものの倒すまでには至りませんでした。

第3使徒サキエルは自己修復が可能なようであり、しばらくすると自己修復を開始していました。

葛城ミサトと碇シンジ : ネルフへと移動中

葛城ミサトと碇シンジはネルフ本部へと向かっている途中にありましたが、その途中、UN軍のN2地雷の使用によって起こった衝撃に巻き込まれて葛城ミサトの車はベッコベコになっていました。その後、バッテリーパックをどこからか接収して車を動くようにし、葛城ミサトと碇シンジはネルフ本部へと向かって移動していました。

碇シンジ :
「いいんですか?こんな事して」

葛城ミサト :
「あぁ、いいの、いいの。今は非常時だし、車動かなきゃしょうがないでしょ。それにあたしこう見えても国際公務員だしね。万事OKよ」

碇シンジ :
「説得力に欠ける言い訳ですね」

碇シンジと葛城ミサトが車内で交わした会話です。

バッテリーパックを勝手に拝借した葛城ミサトが言った言い分に対して碇シンジは「説得力に欠ける言い訳ですね」と答えています。この時点ではまだ碇シンジの性格面は良く分かっていない状態ですが、この先の物語の中で碇シンジを見ると、碇シンジは人付き合いが苦手で相手の態度を気にして自分を引っ込めがちな面を持っているのですが、その碇シンジが初対面の会って間も無い人間に対してこれを言えるのは凄いと思いました。

碇シンジ :
「ミサトさんこそ歳の割りに子供っぽい人ですね」

同じく車内で交わされた会話の中の台詞から。葛城ミサトにからかわれた碇シンジが葛城ミサトに対して返した言葉です。こちらでも相手を軽く攻撃するような言葉を気軽に発しています。ここでの碇シンジはとても相手の態度を気にする人間のようには見えませんでした。

特務機関ネルフ

第3使徒サキエルは自己修復中。N2地雷でも倒す事が出来ず、UN軍の所有兵器が使徒に対して有効では無いと言う事が分かり、作戦指揮権がネルフ(碇ゲンドウ)へと移されていました。

葛城ミサトと碇シンジ : ネルフ施設内カートレーン

ネルフ施設内に到着した葛城ミサトと碇シンジはカートレーンで移動中でした。

碇シンジが呼ばれたネルフは碇シンジの父親である碇ゲンドウの職場であり、碇シンジは碇ゲンドウに呼ばれてネルフまでってやって来たものの碇ゲンドウの事が苦手なようでした。ここでは幼い頃の碇シンジが泣いている画が挟まれていました。(オープニングにも同様の画が挟まれています。)この段階では幼い碇シンジが泣いている姿がどう言う状況での事なのか、それが碇シンジにどのような影響を与えているのかは分からないのですが、この画は碇シンジが幼い頃に父親に捨てられて泣いている場面であり、碇シンジに現在に至るまでのトラウマを植え付けた場面でもあります。

碇シンジは葛城ミサトに言われてIDを出します。これは碇ゲンドウから碇シンジへとに届けられたもののようでした。IDカードと思われるカードは紙に添付されていました。その紙はほとんどの箇所が黒く塗り潰され、「来い」、「碇ゲンドウ.」とだけ書かれていました。この「来い」、「碇ゲンドウ.」の文字は上から赤い線がぐちゃぐちゃに引かれていました。これは碇シンジが行ったのかも知れません。

碇シンジが葛城ミサトから渡された極秘資料の表紙には「ようこそNerv江」と書かれていました。葛城ミサトによるとネルフは国連直属の非公開組織と言う事でしたが、その非公開組織の極秘資料とは思えない表紙でした。観光施設のパンフレットにある言葉のようです。

碇シンジが碇ゲンドウの仕事に就いて知っているのは「人類を守る大事な仕事」と言う事だけであり、この時点では碇シンジはネルフに就いての詳しい事も、自分がネルフに呼ばれた目的に就いても教えられていないようでした。

捨てられて泣いている碇シンジ

捨てられて泣いている碇シンジ。

[ 画像引用元 : 新世紀エヴァンゲリオン (c) GAINAX ]

碇シンジに送られて来たID

碇ゲンドウから碇シンジに送られて来たID。「来い」、「碇ゲンドウ.」とだけ書かれている。

[ 画像引用元 : 新世紀エヴァンゲリオン (c) GAINAX ]

特務機関ネルフの極秘資料

特務機関ネルフの極秘資料。表紙には「ようこそネルフ江」と書かれている。

[ 画像引用元 : 新世紀エヴァンゲリオン (c) GAINAX ]

葛城ミサトと碇シンジ : ネルフ本部内

ネルフ本部は地下にある巨大な空洞の中にありました。(ここではまだ名前は出ていませんが、ジオフロントと呼ばれる空間です。)

ネルフ本部施設内に到着後、葛城ミサトと碇シンジは広い施設内で道に迷っていました。

葛城ミサト :
「ごめんね。未だ慣れてなくって」

碇シンジ :
「さっき通りましたよ、ここ」

ネルフ施設内で迷う葛城ミサトと碇シンジの会話です。碇シンジは感情の篭っていない興味のなさそうな感じの口調でした。車内での会話もそうでしたが、初対面の相手に対しての遠慮のなさが感じられます。

道に迷った葛城ミサトは、結局、赤木リツコを呼び出していました。

移動中の赤木リツコと葛城ミサトの会話の中で碇シンジは「マルドゥックの報告書によるサードチルドレン」と言われていました。(この時点ではまだマルドゥックやサードチルドレンの意味は分かりません。)

葛城ミサトと碇シンジ : ネルフ本部内ケージ

自己修復を終えた第3使徒サキエルは、再度、進行を始めていました。

碇シンジは赤木リツコに案内されて大きなロボットのある場所へと連れて来られます。

赤木リツコ :
「人の造り出した究極の汎用人型決戦兵器、人造人間エヴァンゲリオン。その初号機よ」

赤木リツコによるとこれはネルフが極秘裏に建造を行った「エヴァンゲリオン」と呼ばれる人型兵器のようです。これを我々人類の最後の切り札と言っていました。(UN軍の切り札はN2爆弾でしたが。)

碇ゲンドウと碇シンジ

碇シンジの前に碇ゲンドウが現れ、碇シンジに出撃を命じます。碇シンジはこの突然の出来事を受け入れられずにいました。当然と言うべきか...。

碇シンジ :
「父さん、なぜ呼んだの」

碇ゲンドウ :
「おまえの考えている通りだ」

碇シンジ :
「じゃあ、僕がこれに乗れって、さっきのと戦えって言うの」

碇ゲンドウ :
「そうだ」

碇シンジ :
「やだよ、そんなの。何を今更なんだよ。父さんは僕がいらないんじゃなかったの?」

碇ゲンドウ :
「必要だから呼んだまでだ」

碇シンジ :
「なぜ僕を?」

碇ゲンドウ :
「他の人間には無理だからな」

碇シンジ :
「無理だよそんなの。見た事も聞いた事も無いのに、出来る訳ないよ」

碇ゲンドウ :
「説明を受けろ」

碇シンジ :
「そんな...。出来っこないよ。こんなの乗れる訳ないよ」

碇ゲンドウ :
「乗るなら早くしろ。でなければ帰れ」

3年ぶりの再開で交わされた碇ゲンドウと碇シンジとの会話です。碇ゲンドウの最後の「でなければ帰れ」は怒鳴り気味でした。

死ぬかも知れないような事を、頼む訳でも無く、上から一方的に命令するだけで、不服なら帰れ...。発令所でもケージでも碇シンジの事を「予備」と呼んでいる場面もありましたし、息子と言うよりも代替の利く道具として扱っているようでした。これが碇ゲンドウの仕事上での姿勢であり、また、碇ゲンドウが今まで碇シンジに対して築いて来た距離なのかも知れません。

碇シンジは、「用も無いのに父が手紙をくれるはずないですよね」と言っていた事から、ネルフへと呼ばれたのにはそれなりの用があるとは思っていたのだとは思いますが、その用が使徒と戦うためにエヴァンゲリオンに乗れと言うのは想像の及ぶ範疇には無かったようです。

碇ゲンドウは碇シンジを息子として呼び寄せた訳では無く、利用価値のある道具として呼び寄せただけのようであり、碇シンジも「用も無いのに父が手紙をくれるはずないですよね」と言っていた事から過度の期待を持たないようにしていたのだとは思いますが、深読みするとどこか父親に期待している部分があったからこそここまでやって来たようにも思え、碇シンジは息子として父親に呼ばれた訳では無い事に、やはり息子としての自分は必要とされていないと言う事に、多少なりとも失望を感じたのでは無いかと思います。

碇シンジがエヴァンゲリオン初号機に乗るか乗らないかの遣り取りを行っている間にも第3使徒サキエルの進行は続いていました。この時、第3使徒サキエルはネルフ本部の上方にまでやって来ていて、ジオフロントの外層を攻撃して来ていました。

葛城ミサトは最初は碇シンジがエヴァンゲリオン初号機に乗る事を反対していましたが、それしか道が無いと分かると一転して乗るように説得する側に回っていました。

葛城ミサト :
「乗りなさい」

碇シンジ :
「やだよ。折角、来たのに。こんなの無いよ」

葛城ミサト :
「シンジ君、何のためにここに来たの」、「駄目よ逃げちゃ。お父さんから、何よりも自分から」

碇シンジ :
「分かってるよ。でも、出来る訳ないよ」

折角、来たのに」と言うのは何か良い事があるかも知れないと言う期待があったと言う事だと思います。

碇シンジが使えないと判断すると碇ゲンドウは綾波レイを呼ぶように冬月コウゾウに指示します。綾波レイは大きな怪我をしていましたが、碇ゲンドウは「死んでいる訳では無い」と言ってエヴァンゲリオン初号機に乗せようとしていました。

碇シンジ :
「やっぱり僕は要らない人間なんだ」

碇シンジから綾波レイへとパイロットを切り替えようと動き始めた時の碇シンジの台詞です。

ここでは(エヴァンゲリオン初号機を動かせる可能性を持った人間として)他人に必要とされていたはずなのですが、それを自ら拒否しておきながら誰も自分を見なくなると「要らない人間なんだ」と、早速、落ち込みを見せていました。確かに碇シンジとしての自分は誰からも必要とされていませんが、少なくとも道具としては他人に必要とされていましたし、それを断ったのは自分自身による判断です。碇シンジからすると、他人に碇シンジとして、碇ゲンドウに息子として必要とされたかったのかも知れせんが、それは他者から見ればだたの扱いが面倒な人間にしか見えないのでは無いかと思います。

碇シンジの決断

綾波レイがエヴァンゲリオン初号機の前に運ばれて来ます。綾波レイは包帯姿でベッドに横になっていて怪我から回復していない状態でした。

ネルフ本部の外では第3使徒サキエルがジオフロント外層部を攻撃し、その衝撃でケージでは天上から鉄柱のようなものが落下。落下物は碇シンジへと向かって落ちて来ましたが、その時、エヴァンゲリオン初号機の右手が独りでに動き碇シンジを落下物から守っていました。

独りでに動いたエヴァンゲリオン初号機を見た赤木リツコは「まさか、ありえないわ、エントリープラグも挿入していないのに、動くはずないわ」と驚いていました。

碇シンジ :
「逃げちゃ駄目だ...逃げちゃ駄目だ...逃げちゃ駄目だ...逃げちゃ駄目だ...逃げちゃ駄目だ...」、「やります。僕が乗ります」

碇シンジは苦しそうに悶える綾波レイをその腕に抱えながら「逃げちゃ駄目だ」と自分に言い聞かせるように繰り返し、その末にエヴァンゲリオン初号機に乗る決心していました。

逃げちゃ駄目だ」と自分に言い聞かせているところを見ると、碇シンジには「逃げている」と言う自覚があり、ここではそれを良い事だと思ってはいないようです。

前の場面では葛城ミサトが碇シンジに「駄目よ逃げちゃ。お父さんから、何よりも自分から」と言っていましたが、葛城ミサトが碇シンジから感じていた事は的外れで無かったようです。(葛城ミサトが碇シンジにそれを感じたのは「自分も父親を苦手としている」と言うところからの共感があっての事かも知れませんが、それにしても察するのが早過ぎるように思います。出会って間も無い、言葉もそれほど多く交わしていない状態で。)

エヴァンゲリオン初号機 : 起動

碇シンジがエヴァンゲリオン初号機に乗り込む事を決めた後、エヴァンゲリオン初号機は起動のための作業に入ります。

エヴァンゲリオン初号機の起動作業では...エントリープラグ挿入、LCL注水、A10神経接続など...特殊な用語の連続でした。用語の内容が詳しく分からない状態ではSF調で煙に巻かれている感じを強く受けました(用語を詳しく知ったところでこれは消えない事も良くあるようですが)。SFらしくもあると思います。

ここで、唯一、説明らしい説明があったのはLCLです。LCLが具体的に何であるかに就いては触れていませんが...肺がLCLで満たされれば直接血液に酸素を取り込んでくれる...そうです。エントリープラグ内に身を置いていた碇シンジはエントリープラグ内がLCL(液体)で満たされた状態で呼吸出来ているようでした。

一通りの作業を終えてエヴァンゲリオン初号機の起動を確認。ケージまでの移動途中で交わされた赤木リツコと葛城ミサトの会話では、まだ一度も動いた事が無く、その起動確率は0.000000001であり、オーナインシステムと言われている(恐らくは揶揄されている)代物でしたが、無事に起動出来たようです。

シンクロ率は41.3パーセント。この時点ではこの値が高いのか低いのかは分かりませんが、葛城ミサトの話では綾波レイがエヴァンゲリオンとシンクロするのに7ヶ月を要したようなので、初めてでシンクロすると言う事は凄い事だと考えて良いようです。

ここでの伊吹マヤは声が硬いように感じられました。

エヴァンゲリオン初号機 : 第3使徒サキエルとの対峙

エヴァンゲリオン初号機は起動後に地上へと射出され、第3使徒サキエルと対峙していました。

葛城ミサト :
「シンジ君。死なないでよ」

碇シンジに対してエヴァンゲリオン初号機に乗るように説得していた葛城ミサトでしたが、死ぬかも知れない状況に送り出したのは碇シンジをエヴァンゲリオン初号機に乗せるしか方法が無かったからであり、死んでも構わないと思っての事では無いようです。碇シンジが敗れれば人類は危機的状況に追い込まれるのですが、ここでは碇シンジへの心配の方が先に来ているように感じられました。

第壱話「使徒、襲来」の終わりに

まだ碇シンジに就いては良く分からず、この段階では碇シンジの弱さよりも大人達の厳しさの方が強く感じられました。

使徒に就いては分からない事がほとんどであり、気にするにしても材料が少な過ぎるためか、この時点では「使徒とは何か?」、「目的は何なのか?」に就いては、然程、気になりませんでした。ただ見たままを受け入れるだけの段階なのだと思います。謎そのものが漠然としている場合、謎の広さは感じますが謎の深さは意識に上らないものだと思いました。この後、話が進むに連れて使徒とは何か、目的は何なのか...などが気になって来るようになります。

第壱話「使徒、襲来」で登場した使徒は「サキエル」と言う名前の使徒ですが(この時点ではまだ名前は不明)、これはアルマデル奥義書を扱った時にその中のサキエル(SACHIEL)のシジルがあったため、全く知らないと言う名前ではありませんでした。

エヴァンゲリオン初号機に就いては、パイロット無しで機体が動いた場面では赤木リツコが動く訳が無いと言っていた事から、そうであれば「動く訳が無いものがどうして動いたのか?」とは思いましたが、疑問に思ったのはそれぐらいしか無く、この時点ではまだ「普通のロボット」と言う受け止め方でした。作中ではエヴァンゲリオンの事を「人造人間(人が作った人間)」と言っているのですが、この段階ではその言葉は深く受け止めもせずに聞き流していたようです。これに就いては話が進んで行くに連れて「ロボット」では無く「人造人間」である事を強く感じさせられて行く事になります。

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