新世紀エヴァンゲリオン エンディングテーマ 「FLY ME TO THE MOON」 【解説】

エンディングテーマ 「FLY ME TO THE MOON」

テレビシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」のエンディングテーマ、「FLY ME TO THE MOON」に就いての解説です。

  • エンディングテーマ「FLY ME TO THE MOON」
    • 作詞 : Bart Howard
    • 作曲 : Bart Howard
    • 編曲 : Toshiyuki Ohmori
    • 歌 : CLAIRE

水と月と光と綾波レイ

綾波レイがゆっくりと横回転をしながら(螺旋を描いて)水中(海中)を底へと向かって沈んで行きます。この状態がエンディングの終わりまで続きます。背景には大きな満月があります。

エンディング内に見られる...水(受容性、下降、女性的)、海(無意識、女性(母性)的)、月(変化、無意識、女性的)、綾波レイ(大雑把に言えば女性元型。天上の女性であり、地上の女性であり、境界上の女性。母親であり、娘であり、妻。処女であり、淫婦。)...は、どれも無意識的性質、女性的性質と関連する象徴として捉える事が出来ます。また、綾波レイが水中(海中)を底(無意識)へと向かって沈んで行く姿は無意識への下降とも捉える事が出来ます。このエンディングでは全体が無意識的女性的性質を持った象徴によって統一されていると言えるのでは無いかと思います。

画面中央上で揺らめく光は、推測になりますが、海中から見た海面に映る太陽(意識)の光、無意識世界から見た意識世界(海の上の世界)の光のようにも見えます。(海面に映る月の光である可能性もありそうですが...。)

水と満月と光と綾波レイ

満月を背景に綾波レイが横回転をしながら水の底へと沈んで行く。

[ 画像引用元 : 新世紀エヴァンゲリオン (c) GAINAX ]

水の底へと沈んで行く綾波レイ

曲が進むに連れて月は画面上へと移動し、綾波レイは画面下へと移動する。

[ 画像引用元 : 新世紀エヴァンゲリオン (c) GAINAX ]

「FLY ME TO THE MOON」の感想

姫が聞く音楽は頻度で言うとクラシック音楽が最も多いのですが、ジャズ音楽も僅かながら聞く事があり、この「FLY ME TO THE MOON」に就いては「エヴァンゲリオン」のエンディングで聞く前から知っていました。ジャズ音楽に接する頻度の低い姫が知っていると言う事はかなり有名な曲だと言えるのでは無いかと思います。

「エヴァンゲリオン」のエンディングでは各話で異なったアレンジの「FLY ME TO THE MOON」が流れていました。中には余り好みとは言えないアレンジもありましたが、悪い印象を持ったものは概ねありませんでした。(姫は「FLY ME TO THE MOON」に就いては知っていると言うだけであり、好きな曲と言う訳ではありませんので、姫とは違い本当にジャズが好きな人や「FLY ME TO THE MOON」が好きな人からすると「これは違う」と言うところもあるのかも知れませんが。)

因みに、あやちゃんは最初はオープニングテーマの「残酷な天使のテーゼ」の方が好きだったようですが、流石に聞き飽きたと言う頃には「FLY ME TO THE MOON」の良さにも気が付いたと言っていました。

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